京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

BROOKS CAMBIUM

BROOKS CAMBIUM

100年以上革サドルを作り続けてきたブルックスが作る、革じゃないサドル。革に替わる素材は天然ゴムとオーガニックコットン。レールはステンレスとアルミ。新素材と言っても合成樹脂とか炭素繊維とかじゃなく、昔からある素材を新しい発想と現代の技術で加工したもの。良いですね~。これぞ「デザイン」ですよね。

オーナーがイタリア企業に変わってからの、まるでイタリアブランドのようなプロダクト展開手法やプロモーション戦略が興ざめで、ブルックス自体に興味を失っていたのですが、これはちょっと試してみたくなります。

今月末に入荷するそうですが、数はあまり多くないそうです。今のうちに頼んでおくかなぁ。BROOKS CAMBIUM

自転車屋さん

もちろん大切に大切に扱っているのに、よく自転車を壊します。っていうか良く落車するんです。いけませんね。
昨日も、サイクリング中に(落車には至らなかったのですが)自転車が壊れたかもしれないと思い、念のため空井戸サイクルに立ち寄って見てもらいました。案の定、後輪のリムが振れて、チェーンリングの歯が欠けていました。
リムの振れ取りをしてもらい、ちょうど余っていた(と言っても新品の!)チェーンリングに交換していただきました。(ちょっと甘え過ぎですね)
いつものことでつい当たり前のように思ってしまいますが、こういうふうに自転車を見てもらえるって本当に有難い。
僕には、空井戸サイクル抜きの自転車生活は考えられません。どういう自転車屋さんと付き合うか、大切です。

ピエリ守山見物サイクリング

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空井戸サイクルの無我さんに煽られて、行ってきました「ピエリ守山」。食べてきました、リンガーハットの長崎ちゃんぽん。

生ける廃墟ってどんなんどんなん? と見に行ったのですが、今日は3連休の中日、そして明後日で閉店するというリンガーハットのちゃんぽんを食べ納めと言う人も多かったのか、店のないショッピングモールには意外と人が多く、リンガーハットも大繁盛。生ける廃墟というふぜいは味わえませんでした(笑)

でも、最高のサイクリング日和で、楽しい一日でした。

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景色は良いんですけどね。

補給食

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サイクリング中に摂る食事を「補給食」と言います。大きなスポーツバイク専門店に行くと、それ用のシリアルバーやゼリー飲料などを売ってます。結構高価だったりします。街のドラッグストアでも同じようなものが(もっと安く)売ってますね。

でも、サイクリング当日までに買って用意しておく、なんて面倒なことは僕にはできないので、サイクリング当日に近所のコンビニで調達することになります。コンビニでもいろんなものを売っていますが、このごろはいつも「PERFECT PLUS 即効元気」です。

カロリーは100Kcalと少ないのですが、お腹周りに大量の燃料を備蓄している僕にとってカロリー不足は問題ではありません。威張ることじゃありませんが…

それよりも脂肪を燃焼させるために必要な(と聞いたような気がする)アミノ酸と、疲労回復に関係する(らしい)クエン酸が一度に摂取できる(と書いてある)このゼリー飲料がちょうど良いと思って。聞きかじりの知識で、そう思っているだけなんですけどね。

眺めた時「即効元気」という文字が期待をふくらませてくれます。飲めば「栄養ドリンク味」が、いかにも効くような気にさせてくれます。そして確かに元気がでます。ん~、気のせいかもしれないんですけどね。

あとは、コンビニの赤飯のおにぎり。赤飯が大好きなんです。それに腹持ちが良いような「気がします」(笑)

自転車の価格

昨日、アオヤマサイクルさんで話を伺っていたら「ペダルやライト、鍵なんかも含めて10万円で収まるくらいの自転車が売りたいんですよね~」という話がでました。

賛成! 確かに、10万円までなら初めて(ママチャリじゃない)自転車を買う人にとっても抵抗は少ないでしょうね。しかし現実には8~9万円の自転車となると、無くはないけど、選択肢が一気に狭まってしまいますね。メジャーブランドのクロスバイクかロード、くらいかな?

8~9万円で、気持よく走って、そこそこの耐久性もあって、愛着も持てるような自転車。スポーツ車も、とくに実用車(カーゴバイクみたいなの)も。そんな自転車が好きに選べるほどたくさんあれば、世の中もちょっと良くなるような気がします。

自転車部品の多くは工業製品なので大量生産すればコストは下がるはずです。GIANTなどの価格を見ると大量生産の威力って凄いな、と思いますよね。ママチャリの価格もね。

たくさんの人がちょっと良い自転車を欲しいと思うようになれば、今10万円代後半の自転車なら10万円を切れないかなぁ。

卵が先か鶏が先か。難しいですね(笑)

南極点を目指すそうです

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特注ラックの採寸のため、アオヤマサイクルさんに預けられていたこの自転車。自転車で南極点を目指すためのものだそうです。アオヤマサイクルさんに聞いた話からググってみたら、たぶんこの方だ。

普通のファットバイク(アラスカのレースなどで良く使われるベアグリーズムーンランダーとか)じゃだめなんだろうか? ホイールが小さいのに何か深い意味があるのかなぁ。フロントフォークは倒立式サスペンションなんだけど、オイルが凍ったりしないのかなぁ。

もし、お会いできたらいっぱい聞いてみたい。成功すると良いですね。

通勤用タイヤ

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通勤に使う自転車は、サーリーのロング・ホール・トラッカーというツーリングバイクに、エクストラサイクルのロングテールキットを付けたもの。ロング・ロング・ホール・トラッカー(笑)です。

なんでもポイポイ積めて荷物を背負わなくても良いのと、最大の理由はこのタイヤ。

職場に向かうには御所(正確には京都御苑)のなかを通ります。通らなくても良いのですが、気持ちいいし、夏はだんぜん涼しいし。でも、御所の中はご覧のような砂利が敷き詰めてあります。砂利でない小径もありますがそこも土道。

このタイヤ、シュワルベ・マラソン・クロスの1.75インチの太さがありがたい。ブロックタイヤじゃないので舗装路でもよく転がります。御所を通り抜けて通勤する人のためにあるようなタイヤです(笑)

パンクしにくく減らないことで名高いシュワルベ・マラソンシリーズのこのタイヤを使って既に2本目。3本目も当然これ、と思っていたら廃番になってしまいました。マラソン・モンディアルという新?製品が廃番になったクロスに相当するようです。

26×2.0インチ、さらに太くて良さげです。まだ使えるんだけど、そろそろ交換してみるかな?