日記再開 - 新車購入編スタート
2年半も中断してた…ということを先ほど確かめて我ながら驚きました。2013年の暮れごろから、特に訳があったわけでもないのですが、次第に自転車から遠ざかり、この2年ほどはまったく乗っていませんでした。
それでも季節の変わり目には自転車で走る山里の風景を懐かしく思いだし「行ってみたいなぁ」と思ってはいましたが、乗らない時間が長くなればなるほど敷居が高くなるものです。
数ヶ月前から「この敷居を乗り越えて再び自転車に乗るためには何か大きなきっかけが必要だ」ということで、新しい自転車の購入を考えるようになりました。
「ひょいっとまたがって気軽に走り始めることができる自転車」と考えて「ミニベロなんかどうだろう」と思いました。京都にあるEBSというメーカーの「FLOAT451 ROAD」というミニベロが、前から「カッコいい」と思っていたので、先月の初めごろ、空井戸サイクルの無我さんに相談してみました。
「451 ROADを注文したいんですけど」
「?」
「ひょいっとまたがって花脊、黒田あたりをふら~っとサイクリングしたいと思って」
「ミニベロで? サイクリングならSalsaのCasserollを持ってるじゃないですか」
「……ですねぇ」
ということで瞬時に却下されました。
まぁ今になって考えてみれば「なんでミニベロ?」って自分でも思いますが、こうして新しい自転車を手に入れるというたくらみは、いったん凍結されたのでした。
続く…
関西クロス#1マキノ 楽しかった!
CM3(40歳以上初級カテゴリ)で43人走って30位。。。 でも完走はしたし、最後まで頑張ったし、何よりメッチャ楽しかったのでオーケーです。でも、次は20位くらいにはなりたい(笑)
ホント楽しかった。今シーズン、あと2~3回は行きたいなぁ。
BROOKS CAMBIUM C17 つけてみました
昼にカレーでも食おうと自転車で走っていたら、UNITの漢児さんから「ブルックス来ました~!」とfacebookメッセージ。ブルックスとは勿論 BROOKS CAMBIUM のこと。そのまま行き先を変更してUNITに。
サドルトップのコットンの色が、生成りとダークグレーの2種類あって、ちょっと迷ったのですがここはやっぱり生成り色だろうと。
レールは革サドルと同じ構造で、サドルトップもゴムにコットンを貼っただけなので、乗り味は革サドル。
でも前に使ったことのあるブルックスの Swift より柔らかい。数日で音を上げた経験のある Team Pro とは比べ物にならないくらい柔らかい。
あと革と違って滑らない。Swift は滑りすぎてポジションが決まらなかったので、これはありがたいかも。
実際に試してみたいのはやまやまですが明日は関西クロス。今日は近所をちょろっと走っただけで評価をするには速すぎますが、今の時点でひとつ言えること… カッコいい!(笑)
楽しくなってきたぞ!
関西シクロクロス第一戦のスタートリストが公開されています。全部で500人近いエントリー。凄いですね。僕が走るCM3も60人。こんなに多いとは… ちょっと驚きましたが、エントリー表を見ているとワクワクしてきました。
- まずは足切りされずに完走すること
- レースが終わるまで全力で走ること
を目標に頑張ってきます。楽しくなってきたぞ!
ポンチョさまさま
雨が小やみになっていたので「今だ!」と思って走りだしたのですが、途中から土砂降りになってしまいました。メガネについた水滴で前が見えないのでメガネを外すと、雨水が目に入って顔があげられない。ひどい目にあいました。
でも、帰りついてポンチョを脱ぐと、ぜんぜん濡れてない。靴や足元も濡れてない。傘をさして歩いているより濡れてない。ポンチョさまさまです。
ポンチョでも足元は濡れると言う人がいますが、それはタイヤのまきあげで濡れているのです。しっかりしたフェンダーを付けていれば足元も濡れません。
今日は「雨、もつかな?」という甘い予測のもと、全幅の信頼をおくCarradiceのポンチョを置いて、PEdAL EDの薄手のポンチョを持って出かけたのですが、どうしてなかなかの撥水性能でした。
やっぱり、自転車用雨具はポンチョです。
電池残量で季節を知る
ライトを消そうとして、電池残量が少ないことを示すオレンジのLEDに気がついた。毎日使っているのに充電するのは夏前に購入してから初めてじゃないかなぁ。
このライトは太陽光充電もするので、陽射しの強い夏の間は充電の必要がなかったんだな。太陽光充電の具合で季節を感じるなんて… 悪くはないですね。
セラ・アナトミカ タイタニコ(Selle Anatomica "Titanico")
セラ・アナトミカのサドル。「タイタニコ」と云うプロダクト名はありますが、セラ・アナトミカは「タイタニコ」シリーズしか作ってないのであまり意味はありません。(写真は「タイタニコ X」この色はもう廃番です)
これが、実に素晴らしいサドルです。僕はなんと5つ持ってます。ロードにもマウンテンバイクにも、フィクシーにもロングテールバイクにも、このサドル。シクロクロスバイクにもつけていたのですが、今はレースに備えてフィジークのサドルに変えています。(革サドルは重いので)
本当に素晴らしいサドルなのですが、2~3年にわたり5つのサドルを使って、わかったこと(問題点)もあります。セラ・アナトミカのサドルを買ってみようかな~と思っている人(そんなに居ないと思うけど)の参考になればと思って、書いておきます。
タイタニコシリーズには
「NSX」にはセラ・アナトミカの特徴である大きなスロットがありません。
そして、それぞれに
- 防水の革(WaterShed Leather)と
- トゥルー・レザー(TruLeather)
の2種類の革があります。
防水の革は、ブラック、グラファイト、マホガニー。トゥルー・レザーは、ナチュラル、ビンテージ、パテント・ブラック、それぞれ3色のカラーバリエーションがあります。
防水の革の防水性能は(あとで記す例外を別にして)驚異的です。合成皮革と同じように扱えます。
トゥルー・レザーのバネ感の有る乗り心地は最高です。ただし通常の革サドルと同じように扱う必要があります。(雨の日のサイクリングで使ったら、一日で駄目な感じになってしまいました)
問題というのは防水の革のカラーバリエーション、色によって革の質が異なるのです。(トゥルー・レザーは、パテント・ブラックしか使ったことがありませんが、知人が使っているナチュラルを見た感じでは、色による違いはそれほどなさそうです)
グラファイトが一番硬く、マホガニー、ブラックと柔らかくなります。乗り心地や耐久性(柔らかいと伸びやすいみたい)が変わります。
さらに問題なのが防水性能。ブラックは完璧です。グラファイトも(まだそれほど使ってないので確信は持てませんが)ブラックと同じくらいの性能を期待しています(ホースから水をかけて丸洗いしたくらいでは問題ありませんでした)。
が、マホガニーは、雨の中に放置しておいたら水滴を吸ったところが膨らんでいたことがあり、ちょっと信用出来ないと思っています。
で、どれがお薦め? と問われたら。
トゥルー・レザーの乗り心地も捨てがたいのですが、防水の革の扱いやすさは何物にも代えがたい…で、僕はやっぱり防水の革を選びます。なので、防水の革でも防水性能が信用できないマホガニーはちょっとね。ブラックかグラファイトですね。
ブラックは革が柔らかい(たぶん伸びやすい)ので、体重が60kg台の人でも「X」のほうが良いかもしれません。逆にグラファイトは硬いので72kgちょいの人でも「X」だと硬すぎるかもしれません。
僕(体重68kg)のセラ・アナトミカは、どれもまだまだ使えそうですが、買い換えるとしたら「ブラックのタイタニコ X」か「グラファイトのタイタニコ」だと思います。今すぐ買い換えるとしたら、実績を買って「ブラックのタイタニコ X」かな。
セラ・アナトミカは、カラバリによって革の質が違うから気をつけたほうが良いよ! っていうお話でした。