京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

補陀落山荘と黒田の百年桜

大汗かいて登り切ったら、花背峠の温度計は30度を超えていました。暑いはずです。 峠を越えて、まず向かったのはオープンに向けて改修中の「補陀落山荘」。はじめて実際の建物を見て、なかも案内してもらうことができました。その場所も、建物も、良いなぁ、…

コモディティ化の功罪

もう50年近く昔の話。はじめての自転車は従兄弟のおさがりでした。 ブリティッシュグリーンのフレームに、同じ色の「鉄の」フェンダーやチェーンカバーがついていました。小学校の5~6年生になるまでは、たしか乗っていたので、従兄弟が買ってもらったときか…

カスク、ピスト(自転車とフランス語)

革製の自転車用ヘルメット「カスク」を購入してからヘルメットを使わなくなりました。サイクリングキャップ+カスクは実に快適。次のシクロクロスシーズンが始まるまでヘルメットは被らないと思います。最新のヘルメットに比べると保護性能は劣るのでしょう…

コゼバッグ製(代用)サドルバッグ

数か月前、革サドルなるもの一度は体験しておかねばなるまいと思って、ブルックスのスイフトを購入しました。でも今日は革サドルの話ではなくて… ほとんどのブルックスサドルには、サドルバッグを取り付けるための金具がついています。付いているものを使わ…