京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

ロングセラー

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通勤用の自転車。現在はロングテールキットを付けていますが、これは購入間もない2009年頃の写真です。

これもカッコいいですね~ Flickrでシェアしたら、知らない人から褒めてもらったこともありました。でもこれは空井戸サイクルの展示車をそのまま買ったので、無我さんのセンスが良いということです。

で、そのロングホールトラッカーのデカールが紫外線でパリパリになって剥げてきました。何年か前に貼り換えたのですが、この自転車は半屋外保管なのでどうしても… 新しいのを取り寄せて貼り換えようと思います。

ロングホールトラッカーは、2004年の発売ですが、モデルチェンジすることなく現在まで12年間、売り続けています。なので、デカールも手に入るわけで、ありがたいことです。ほんとに。

SURLYの自転車は、どれもロングセラーです。1998年発売の 1 X 1、2000年発売のクロスチェックとスチームローラー、2002年発売のペーサー… 10年以上モデルチェンジしないロングセラーをこんなにたくさん持つメーカーは珍しいでしょうね。

クルマで言えばフォルクスワーゲン・ビートル、モーターサイクルで言えばスーパーカブSURLYの自転車にも何か共通する魅力を感じます。

やっぱり好きだなぁ、SURLY

保存

通勤用タイヤ

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通勤に使う自転車は、サーリーのロング・ホール・トラッカーというツーリングバイクに、エクストラサイクルのロングテールキットを付けたもの。ロング・ロング・ホール・トラッカー(笑)です。

なんでもポイポイ積めて荷物を背負わなくても良いのと、最大の理由はこのタイヤ。

職場に向かうには御所(正確には京都御苑)のなかを通ります。通らなくても良いのですが、気持ちいいし、夏はだんぜん涼しいし。でも、御所の中はご覧のような砂利が敷き詰めてあります。砂利でない小径もありますがそこも土道。

このタイヤ、シュワルベ・マラソン・クロスの1.75インチの太さがありがたい。ブロックタイヤじゃないので舗装路でもよく転がります。御所を通り抜けて通勤する人のためにあるようなタイヤです(笑)

パンクしにくく減らないことで名高いシュワルベ・マラソンシリーズのこのタイヤを使って既に2本目。3本目も当然これ、と思っていたら廃番になってしまいました。マラソン・モンディアルという新?製品が廃番になったクロスに相当するようです。

26×2.0インチ、さらに太くて良さげです。まだ使えるんだけど、そろそろ交換してみるかな?

通勤用自転車の模様替え

思う処あって固定ギアバイクでの通勤を差控えており、今は専らサーリーのロング・ホール・トラッカーで通勤しています。
まもなく購入して2年。毎日の通勤、週末のサイクリング、昨年の秋には淡路島一周まで、かなりの距離を走ったのにタイヤは購入時のままでした。恐るべし、シュワルベ マラソン・クロス。
見たところまだまだ乗れそうなのですが、気分転換を兼ねて(笑)交換しました。他のタイヤも検討しましたが「軍用バイクみたい」と言う人もいる僕のロング・ホール・トラッカーには、やはりシュワルベのマラソン・クロス(26×1.75)が似合う、という結論に。
新しいタイヤは側面の反射テープもピカピカして気持ちが良い。乗り心地まで良くなったような気がします。それは気のせいですが(笑) シュワルベ マラソンの耐久性、ロングツーリングに向くのはもちろんですが、通勤用にも最適です。

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偶然、アブスのリアパニアを安く手に入れることができたので、フロントテーブルラックを外し、しまいこんであったチューブスのリアキャリアを取り付けました。今まで使ってたフロントテーブルラックは同種のものと比べると圧倒的に軽いのですが、それでも取り外すとハンドルが軽くなったと感じます。あたりまえか(笑) ワンタッチで付け外しできるリアパニアは便利ですね。通勤時に荷物を背負わないのは、やはり快適です。

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