京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

コゼバッグ製(代用)サドルバッグ

数か月前、革サドルなるもの一度は体験しておかねばなるまいと思って、ブルックスのスイフトを購入しました。でも今日は革サドルの話ではなくて… ほとんどのブルックスサドルには、サドルバッグを取り付けるための金具がついています。付いているものを使わないのは気持ちが悪い。

クラシカルなサドルバッグの定番、キャラダイスのサドルバッグを買おうかとも思ったのですが、この自転車(サーリーのスチームローラー)で旅に出るわけではない。簡単な工具と換えチューブにティッシュペーパーや財布程度が入ればいいので、そんなに大きなものは要らない。

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ふと見渡せば、数年前のゼミ生たちがプレゼントしてくれたコゼバッグ製のウエストポーチがあるではないか。「なんかちょうど良いサイズなんじゃない?」試しに使わなくなった革のトゥーストラップで取り付けて見たところ、誂えたように似合う。裏にはコゼバッグ製の証し、自転車に乗った猫!

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「こりゃ~良い」とひと月ほど使っているうちに、よりスマートなベルトの取り付け方法やサイズについて思うところが出てきたので、もう少し考えてからコゼバッグのチエちゃんにサドルバッグとしてオーダーするつもりです。完成したら、このブログで自慢します(笑)

「こんなのあったら良いなぁ」と妄想したモノを、いっしょになって考えて、作ってくれる自転車バッグ工房があるって良いと思いませんか? みなさんも「こんなバッグがあったらなぁ」と思ったら、コゼバッグに相談してみれば良いと思います。