京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

エクストラサイクルのサイドカー

ロングテールバイクでも積めないような大きな荷物を、それでも自転車で運ぶというと、まずトレーラー(リアカー)が考えられます。

過日、使わなくなった椅子を知人の店で使ってもらおうと自転車で運んだときにも、空井戸サイクルでサーリーのトレーラーを借りました。トレーラーで椅子を運ぶのはかなり楽しい体験でした。

サーリーのトレーラー(ビルテッド)、良いなぁと思いますが、ごくたまにしか使わないのに「こんなおっきなもん、どこに置いとくねん」と思ったり、10万円という価格。なかなか高いハードルです。

そこに、エクストラサイクルから(ロングテール化キットのベースフレームに取り付ける)サイドカーという新たな提案。その手があったか! しかも149ドル! 日本での販売価格がいくらになるかわかりませんが、サーリーのトレーラーより大幅に安くあがるのは間違いないでしょう。

そういえば、いつの間にか見かけなくなりましたが、いつ頃までかな、畳屋さんやガラス屋さんは、サイドカーのついた自転車で畳やガラスを運んでいましたね。懐かしいなぁ…

エクストラサイクルのサイドカー、本国では2012年の秋に発売だそうです。日本では来年になるでしょうね。でも楽しみです、実に楽しみです。何を運ぼうかなぁ…