京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

秋の空

今日は朝から、晴れのち曇り一時雨のち晴れ。昼間は暑いくらいだったのに、今、自転車で戻ってきたら半袖では寒いくらいでした。ふと「おんな心と秋の空」なんてベタな言葉を思い出します。

通勤や街なかの移動に自転車を利用していると天候にナーバスになります。雨は大丈夫かな、暑くなるかな、寒くなるかな、明日は晴れるかな? と日に何度もスマートフォンの天気予報ウィジェットを覗きこみます。

いやいや便利な世の中になったものです、が、そんな自分を「これではイカン」と思っている自分もいます。スマートフォンに頼らなければ気象の変化がわからないようでは生き物としてマズいような気がするのです。

雲を見、気温や湿度の変化を肌で感じて気象の変化を予測する。それが生き物の正しい在り方だよな… と思いつつ今日も「雨雲ズームレーダー」を見ています。アカンなぁ…