京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

花脊峠

早起きは、できませんでした。6時に目覚ましは鳴ったのですが、頭が痛くて風邪のひき始めのような気がしたので2度寝しました。天気予報では雨のはずだったので、自転車にも乗れないと思って。結局ふりませんでしたが… 明日は早起きして午前中は自転車に乗るぞ!

牛若丸や天狗の伝説で有名な鞍馬から北へ登る花脊峠という峠があります。京都で自転車に乗っている人にとってはベンチマーク的存在の峠です。自転車に乗り始めた頃には途中で休憩を挟みながら1時間以上かけて登っていました。

2~3年前に30~35分で登れるようになったのですが、そこから先がいけません。何度登っても30分を切れたことがありません。早い人は20分くらいで登ってしまいます。そんな人たちと張り合おうとは思いませんが、せめて30分は切りたい。1秒でも2秒でも良いから。

遊びで自転車に乗るのにどうして時間なんかに拘るのか? 数分早く峠を登ったからといって何が面白いのか? 自分でも不思議なんですが、30分が気になって仕方がない。

明日は、花脊峠を登ってこようと思います。