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京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

No chain ! No chain !

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春先から、固定ギアの自転車が楽しくって楽しくってしようがなくて、スチームローラーにばかり乗っていました。ゴールデンウィーク初日の土曜日、久しぶりにリッチーのマウントクロスで花背峠を登ったら…軽い !。自転車も軽い、ペダルも軽い。

カナダあたりの自転車乗りは「絶好調 !」のことを「No chain ! - 今日はまるでチェーンが無いかの様に足がガンガン回って絶好調よ !」と言うそうですが、まさにそんな感じ。ただし僕の場合、足がガンガン回ったのは単にギアが軽いからです。

マウントクロスは関西シクロクロスを走るために組んでもらったのでフロントが36T1枚のくるくる仕様でした。ちょうど、頼んであった46Tのギアが入荷していたので、花背からの帰りに空井戸サイクルに立ち寄って(只でいただいたディレーラーとともに)付けてもらいました。

これで翌日の日曜日に日吉ダムから美山を走ってきました。固定ギアの自転車で峠を登るときには、体重だけを使ったダンシングでゆっくりゆっくり登るのですが、変速機がついているとシッティングでガンガン登れるし、ダンシングでもぐいぐい登ります。固定ギアの3分の2の時間で登れてしまう。やっぱり変速機って凄い…

ところがその後、なんと4~5日のあいだ足の筋肉痛がとれません。固定ギアでは、足が痛くなったりしないのに… 使っている筋肉が違うのですね。固定ギアの自転車で体重だけを使ったダンシングをするとき、心肺にはかなり負担がかかります(息があがります)が(背筋とお尻のあたりの筋肉が少し疲れるくらいで)足の筋肉はあまり使いません。

たぶん… 固定ギアの自転車でダンシングしているほうが足が太くならない。普通想像するのと逆ですよね。面白い。

ようやく筋肉痛も癒えた5月5日の子供の日。生まれて初めての畑仕事をするために、ゴム地下足袋や麦わら帽子や軍手などなどをロングテールバイクに積んで花背峠を登りました。

なんだか「No chain !」な感じだったので、行けるところまでアウターで登って「そろそろインナーに入れるか」と思ってギアを見たら、すでにインナーに入っていました ! 僕の「No chain !」は所詮こんなもんです(笑)