京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

固定ギア(スチームローラー)で花背峠を登りたい

固定ギアの自転車で、サーリーのスチームローラーで、花背峠を登りたい。馬鹿じゃないかと思われるかもしれませんが、登りたいものは仕方がない。

先日、花背の市民農園に苗を植えに行ったときのこと。同行した青年が、固定ギアのスチームローラーで花背峠を登りきってしまいました。「鼻血がでるかと思いました」と言う感想を聞いて、感心はしても自分も登ろうとは思わなかったのですが…

登りたくなってしまいました。

今のままのギア比でも京見峠や持越峠程度なら楽勝なのですが、さすがに花背峠は、斜度を考えても、長さを考えても無理だと思うので、どのくらいのギアに換えたら良いのか考えてみました。

今のギアが 46t x 17t(ギア比 2.705)で、タイヤが700 x 25c(タイヤ周長 2105mm)なので、クランク1回転で進む距離が 5695mm。

花背峠を登りきった青年のギアが 44t x 19t(ギア比 2.315)で、タイヤが700 x 32c(タイヤ周長 2155mm)なので、クランク1回転で進む距離が 4990mm。

僕の自転車のリアコグを

  • 18t に換えると、 46t x 18t(ギア比 2.555)で、タイヤが700 x 25c(タイヤ周長 2105mm)なので、クランク1回転で進む距離が 5379mm。
  • 19t に換えると、 46t x 19t(ギア比 2.421)で、タイヤが700 x 25c(タイヤ周長 2105mm)なので、クランク1回転で進む距離が 5096mm。
  • 20t に換えると、 46t x 20t(ギア比 2.3)で、タイヤが700 x 25c(タイヤ周長 2105mm)なので、クランク1回転で進む距離が 4841mm。

感覚として、18t では無理な気がする。近いのは 19t ですが、20t のほうが良いかなぁ。でも下りは辛そうだなぁ… 18tまでなら大丈夫そうだけど、19t や 20t だとチェーンも変えなきゃいけないかもしれないなぁ。

まずは 19t で試して見るか!