京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

2012MBKカップ美山サイクルロード

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美山ロードを観てきました。

カテゴリ1(最後のレース)のスタートに間に合えば…と思って家をでたので、道の駅美山に着いたのは10時30分過ぎ。周回コースに出合う交差点まで来ると、カテゴリ2+近畿高等学校選手権大会のレース中。自転車ではそれより先に進めません。

交通規制の警官に「ここで見るしかないのでしょうか?」と尋ねてみたら、最後尾が通過したら再び先頭が来るまでのあいだ規制解除されるので、その間に移動できますとのこと。助かった。

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最後尾が通過したあと、九鬼ヶ坂の頂上付近に移動して先頭を待ちます。ちょうど最終周回の、しかもいちばんキツイところ。みな苦しそうですが、最後尾5~6名は坂の頂上で足切り。最終周回まで頑張っての足切り。悔しいでしょうね。

再び規制解除を待って、次のレースのスタート地点を目指します。スタート地点に着いたら、すでに選手が並んでいました。

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スタートを見届けて昼ごはん。鹿肉を使ったサンドイッチを食べました。値段は800円。ボリュームは十分。味はまぁ …  悪くはない。

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食後は、最後尾が通過したら移動、通過したら移動を繰り返しながらレースを見学。周回コースを1周半しましたが、美しい景色の連続するすばらしいコースです。もっとも、レースを走っている選手に景色を眺める余裕はないでしょうが…

こんなに美しいコースなのに、想像してたより観客が少ない。スタート・ゴール地点や九鬼ヶ坂の登りにはそれなりに人が居たものの、それ以外の場所ではほとんど独りで観てました。もう少し人が集まっても…

今日は固定ギアのサーリー、スチームローラーでした。京見峠~周山~美山のコースなら、今のギア比(46t × 17t)がちょうど良い感じ。実に楽しかった。