京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

スチームローラーで花背峠

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春先から固定ギアが楽しくて仕方なく、サーリーのスチームローラーで北山を走り回っていました。で今日は、春先からの総仕上げというか、花背峠に挑戦してきました。

登ってみたら、意外とあっさり登れました。でも久々の大きな達成感。楽しかったぁ。

とは言っても、フロント46tに

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リアには20tをインストール。20tの存在感、もはやリアコグという雰囲気ではありません。

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ギア比2.3。ロードのアウターだけで登るのと、それほど大きな差ではないですね。

息があがらないよう、ゆっくりゆっくり登ったので、 鞍馬温泉から花背峠まで(標高差504m、距離5.8km、平均斜度8.6%、最高斜度約15%)ちょうど50分かかりました。峠に着いたとき、けっこう余裕があったので、もう少し頑張れたのかな? と思います。

峠からの下りは、ギアを軽くしたぶんバックを踏む力が大きくなったので、ゆっくり走って、想像していたよりなんとかなりました。

むしろ峠を下りきった先の緩やかな下りが、ギアが軽すぎてあまり楽しめませんでした。17tのギアもつけていたので、ホイールをひっくり返せば良いだけの話なんですが、そのまま走ってしまいました。

花背峠を登れたことでスチームローラーでの行動範囲が一気に広がりました。嬉しいなぁ。次は佐々里峠を越えて美山のほうに回ってみたい。