京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

KEEP LEFT

帰り道、今出川通り(片側2車線の交通量の多い道)で無灯火逆走の自転車とぶつかりそうになりました。同志社大学南側の今出川通りは逆走する自転車が多いんです。

あの辺りの歩道は「自転車通行可」になっているけど、ほとんどの部分が幅が1メートルあるかないか。歩行者とすれ違うのは難しい幅です。つい、車道に降りてそのまま走っちゃうんだろうな。もちろん、そんなことが車道を逆走する言い訳になるわけじゃないけど。

車道を逆走する奴にも困ったものだけど、あの歩道を「自転車通行可」にしておくのも無茶な話だと思う。歩道は「自転車通行可」をやめて、車道に進行方向を明記した自転車レーンを設けるのが一番良いと思うのですが。

道路行政がクルマ中心だった時代の遺物ですね。早くなんとかすべきです。

しかし! 腹立つ! 自転車は車道の「左側」だぜっ!!!