京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

新車購入編その3 - kaleidocycle×Sunrise cycles

その2 からの続き

「Hoboが良い!」と言ったくせに、その後も空井戸サイクルに押しかけては「リアは5速にしたい!」「ネットで見かけたリアラックを付けたい」「33.333cのタイヤに泥除けも付ける」などなど好き勝手なことを言ってるうち、どんどんHoboではなくなって……

「……高井くんに作ってもらって良いですか?」ということで、僕の新しい自転車は、Sunrise cyclesで作ってもらうことになりました。

いつまでも思いつくまま好き勝手を言っていてはデザイナ(無我さん)を困惑させるばかりだと思い、デザイン開発依頼書を作りました。

デザイン開発依頼書

開発コンセプト:還暦近いおっさんが、ちんたら走るロードバイク

用途:50km~160kmの、半日~日帰りサイクリング

  • タイヤ:Rivendell - Jack Broun 700c×33.333
  • リア7速(6速にするかも)エンド幅:130mm(126mmになるかも?)
  • フロントダブル
  • センタープルブレーキアウター受け&台座
  • Wレバー台座
  • スレッドステム
  • 泥除け(今日、つけないように変更しました)
  • リアラック(これも今日、つけないように変更しました)

まぁ結局、依頼書を渡してからも変更を重ねていたりするのですが…

さて、6速とか7速とか言っても、ハブやボスフリーについては現行品もあるとして、ディレイラーは? という話はまた明日!

続く…