京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

新車購入編その6 - ハブとクランクセットのレプリ感

その5 からの続き

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メリーランド州アナポリスの、メーカー…というかベンダー…と言うか、Velo Orangeというサイトで購入したハブとクランクセットが届きました。

リアハブは130mm幅のフリーホイール用。選んでハイフランジなわけではなく、この手のハブは他メーカーにもハイフランジしかなさそうです。

クランクセットのチェーンリングは46T/30Tのツーリング仕様。クランク長は長めの175mmで回す気のない選択。全体にやる気のない仕様となっております。

フロントハブが$75.00、リアハブが同じく$75.00、のところ何故かディスカウントで$29.00、クランクセットが$200.00。高価ってわけじゃないけど、特に安物ってわけでもありません。

で、なんだろう、このレプリ感。いや、安っぽい、というわけではないのですが…

Velo Orangeのブログに「我々の製品は、現代の最新技術を活用して製造しているので、その性能は往年の名品とされるものに勝るとも劣らない」みたいなことが書いてあったのですが、もしかしたら「現代の技術を使って往年のスタイルの製品を作る」ということが既にちぐはぐな行為で、それがこの違和感の原因なのかもしれない… とすると現代に6速の自転車を作ろうとすることもやはり、ちぐはぐな行為なのかも… と思ったり。う~ん…

続く…