京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

新車購入編その8 - I's BICYCLE

京都の、というより全国のレトログローチ(ごめんなさい!)の聖地 I's BICYCLE に行ってきました。

f:id:gintacat:20160430163801j:plain

店内につるしてあった1960年代前半のプジョーロードレーサー。サイズは55cm、僕にぴったりなサイズじゃないか! お値段¥570,000!

さて、今日 I's BICYCLE さんを訪ねたのは、グランボアのハブに付いているクイックリリーススキュアーを単体で売ってもらえないか聞くため。Velo Orange のハブに付属していたスキュアーの、レバーの仕上げが残念な感じだったので。

f:id:gintacat:20160430165630j:plain

お店の前に停めてあった自転車。グランボアのスキュアー。綺麗な仕上げです。

店主の土屋さんがおられたので、興味があったことをいろいろ伺いました。

  • Q: I's BICYCLE のお客さんが新しく自転車を作るときには、リア何速にする人が多いのでしょう?
  • A: 8速ですね。
  • Q: 今、6速や7速の自転車を作ることはばかげているのでしょうか?
  • A: 120mmや126mmエンドのフレームをお持ちなら5速、6速、7速しかないですが、新しいフレームを作るなら(130mmエンド)8速のほうがコストパフォーマンスが良いということです。
  • A: ただし、結局は乗り方次第でしょう。自分がどんな自転車に乗りたいか、ということじゃないですか?

お話しありがとうございました。で、2016年春のパンフレットをいただいて帰って来たのですが! 肝心なことを伺うのを忘れてました! スキュアー単体で売ってもらえるのかを! 何をしに行ったんだ…

いや~しかし、天井につるしてある自転車の数々、どれを見ても、どれだけ見ていても見飽きません。またスキュアーを買いに行こう…

続く…