京都自転車日記

夏目漱石に「自転車日記」という小文があります。畏れ多いと自覚しつつブログのタイトルに拝借しました。京都市街は東西にも南北にも約10Km、自転車サイズの街です。美しい山々が街を囲み、その向こうには趣きのある山里や山寺が点在し、サイクリングコースに事欠くことはありません。 恵まれた環境が独特の自転車文化を育み、個性的な自転車屋さんや自転車愛好家が集まるお店がたくさんあります。 そんな京都の自転車事情を全国の自転車愛好家に紹介できたら良いな、と思っています。

新車購入編その19 - サドルについて

フレームがカライドサイクルに届いた翌日、店主自ら大阪府の堺まで出向いてマスキング等の指示をしてくれたそうです。納期はおよそひと月、盆休みを挟むので8月末~9月初めになるとのこと。

色はカライドグリーン。昨日のカライドサイクルのブログにカライドグリーンのロードの写真がありました。気がつけば、持ってる自転車の3台が濃いのから明るいのまであるけど緑色。これで4台目だけど、好きなんだからしょうがない。

ということで、9月までには残りのパーツを揃えておかねばならないのですが、まだ決めてないパーツのなかで、いちばんの悩みどころはサドル。

高めのハンドル位置でのんびり走るとなると、やはり革サドルが快適です。

フレームの方向性と予算(3万円以下)から選んだ候補

やっぱりセラアナトミカかなぁ。高価すぎるということもないし。今まで使ったサドルの中で、いちばん快適なサドルです。「World's most comfortable leather bicycle saddles」という宣伝文句は嘘じゃない。

いちばん気になるのがジルベルトゥのサドル。革サドルにプラスチックレールという発想が斬新。嫌いじゃない。今まで使ったこともないし、使っている人の話も聞いたことがな い。フランス製っていうのも惹かれる(用意しているクランクがTAという往年のフランスメーカーのものを意識したデザインなので)。

ブルックスは、SWIFTを半年ほど、人からもらった昔の「ブルプロ」をひと月ほど、それぞれ使ってみたのですが、いまいち… しかし、ブルックスを評価するなら定番中の定番、B17を使ってみなきゃ、と思うのですが…

米国製、仏国製、英国製、さて、どれにしようか…